店舗デザインについて
エントランスが重要
飲食店の店舗デザインはエントランスがかなり重要になります。入り口の雰囲気を見て、入るかどうかを決める人は多いです。特に女性は入りやすいお店かどうかを判断することが多く、特に店構えや入り口はよく観察してます。集客という意味でも最初のきっかけは作りはとても大事です。
店構えは集客のきっかけになる部分ですし、店舗デザインを考える上で特に意識しなければいけないポイントです。女性をターゲットにするのであればエントランスは清潔感と明るさが必要です。清潔感を出すためには喫煙所やゴミ置き場から遠ざけるのがお勧めです。飲食店の中には入り口付近に喫煙スペースを用意していることもありますが、煙草の煙を嫌がる女性は敬遠してしまいます。
煙草の灰や吸殻も清潔感とは程遠いものなので、喫煙所はなるべく設置しない方が良いです。明るさを演出ためには照明はもちろん、明るい色を使うのもテクニックです。赤やオレンジなどを入れてみるのもおすすめです。
飲食店におけるインテリアの店舗デザイン例
飲食店にとってインテリの店舗デザインは欠かせません。買って帰るだけの商店と違い、しばらくその場に滞在して食事やそのお店の雰囲気を楽しむ場所だからです。また、店主の経営についての理想を実現する場でもあります。
飲食店のインテリアの店舗デザインについて、ラーメン店を一例に挙げます。とにかくラーメンだけを味わってほしく、お客の回転数を上げたい場合に有効な手段として、無骨な剥き出しのコンクリートのデザインに、一席と一席をすべて横並びにしてついたてを立てます。椅子を固定するのも良いでしょう。これでお客同士が会話をして長居することは少なくなりラーメンに集中できます。
一方で同じラーメン屋でも、家族でわいわい来店してもらい注文数を獲得したい場合は、机と椅子のセットを4人掛け程度にしたり座敷を設置したうえで、壁紙に餃子や炒飯の絵を描くという手があります。居心地が良くなり、ラーメン以外のサイドの商品やアルコールを注文しやすくなります。どちらも店舗デザインのなせる技と言えるでしょう。